新潟「鉄」あそび――ししゃもきらきら――

新庄14:20→酒田15:22(陸羽西線 163D キハ111-219+キハ112-219)

新庄駅狭軌ホーム これから陸羽西線で一路酒田へ。陸羽東西線の愛称にはどちらも奥の細道が冠されている。まさに名のとおりかつて 芭蕉が太平洋側から日本海へと抜ける道中で通ったからなのだろう。
ちなみに陸羽東線は沿線に多くの温泉があり「奥の細道湯けむりライン」そしてこれから乗る陸羽西線は最上川に 沿って走るため「奥の細道最上川ライン」
陸羽西線のほうが、奥の細道っぽい気がする。いや、造詣が深くないのでなんともいわれなんだけども。

車両は小牛田のキハ110系。これは、東線のほうの車だわね。まぁ、べつにそんな細かいことは気にしないけれども。
この車両、カーテンが無いのが少し難点かしら。直射日光が思いっきり当たるとけっこうつらそう。
新庄発車。右手に機関庫と思しき建物。木造??

最上川 古口・高屋間にて 古口のあたりから進行方向右手に最上川が見えてくる。高屋の手前、対岸に神社のようなものが見えた。そこへ向けて 渡し舟が出ているらしいことが見受けられた。
高屋はすこし川よりもだいぶ高いところに駅があった。斜面と川の間の狭い場所にへばりついて何軒かの民家が 建っていた。屋根よりも高いところを列車は走って行く。

高屋を発ちしばらく行くとふたたび対岸への渡り舟乗場が。確かに対岸には滝が見えたし、渡し舟の乗場には 観光の施設のようなものが見えた。何台かの観光バスがとまっていて、それなりの観光客が利用している様子。

しばらく行くと清川。新撰組に明るい人たちならすぐわかるだろうが、清川八郎ゆかりの地だそうだ。
どちらかといえば、新撰組の対極にある人だと私は理解しているのですがどうなんでしょ。

このあたりで、最上川とはなれ庄内平野の水田の真ん中を走って行くことになる。
風力発電施設と思われるものを右手に眺めながら。ずいぶんとたくさん風車が立っていた。

余目から羽越線に合流。北余目を発ったあとこれからまもなく日本海に注ぐ最上川を渡る。この列車東酒田 は通過。何でですか。(ただ需要が無いからでしょうが)

この列車だけで1項目分けるのはやっぱり無理があったか。