新潟「鉄」あそび--青海川 筒石探訪--北陸・信越線の名所へ
|
青海川へ
|
さて、本当はもっと早くこの旅行をする予定だったのですが、天気に泣かされ京都に戻る寸前にまで寝かされました。 というわけで、無駄に長文でつづる旅行記の始まりはじまりー。 大形05:46→柏崎08:07(白新・越後線 1620M 115系4連 L5編成)
白新線の上り始発列車に乗車。自転車で駅まで行きゃ良いのだけども、帰りに新潟駅でけっこうな待ち時間がある。
新潟駅からバスで帰るのと大して時間が変わらない。ので朝早くに申し訳ないけども車で駅まで送ってもらう。
しばらく待つ間に、思いのほか多くの人が(っても10人ぐらい)ホームに。新発田発柏崎行きの列車が115系4連で入線。 これから2時間程度乗りっぱなしのこの列車。乗客の数もさほど多くなく、とりあえず1ボックス確保。日曜日の始発、 混み具合はいつもこんなもんなんでしょうかねぇ。普通18きっぷ使ってる人は、MLえちごからそのまま快速で北の方に 行くでしょうから。しかも、柏崎に抜けるのなら普通は信越線経由で行くでしょうし。
何で自分が越後線経由かは、ただ単に越後南線って夜間にしか通り過ぎたことが無いから明るいうちに通ってみたいと
思っただけで。あえて、不便な方向で行ってみる。うーん、無意味。
東新潟で数名の乗客を乗せて新潟へと向かう。上沼垂…じゃなかった、新潟車両センターの脇を通り抜け上沼垂信号所
を渡って行く。上越新幹線の高架の下をくぐり栗ノ木バイパスをまたぐ。普段だったら帰ってきたなぁと実感する景色
なのだけども、ここまで早い時間に通るのはなんか不思議な感じ。
新潟駅は7番線に到着。お出口は右側です。
さて、越後線。いや、白山までは白新線ではなかろうかと言えなくもないのだけども。留置線の脇を走り抜ける。信濃川橋梁
にかかる前まで直線が続く。越後線でいちばん線形がよいところかと思われ。うん、まぁ、このあたりは行政が敷設したとこ
だから当たり前か。白山より先の部分は元民鉄だから(鉄道国有法以前だけど)かどうかは知らないけども、線形が…。
白山から関屋にかけては、越後線トップレベルのくねくね具合。おー高校時代を思い出す…わけないわね。バス通学だから。
高校がすぐ近くに見えたところで関屋。しかし、何とかならんかなぁ、この線形は。大昔、白山駅移転以前は関屋から
白山までまっすぐだったらしいけど。まぁ、ここだけ線形よくても、他の区間が現状のままなら、速度向上は出来ない
のだけども。新潟市近郊のドル箱路線でありながら癌。それが越後線。沿線の高い住宅密度を持ちながら、単線で、そして
路盤が悪い。規格が低い。もはや、これ以上の増発は困難。そして新潟の鉄道は、微妙に中心地から離れたところを走る。
何とかならんのかと思えど、もはやどうしようもない。
関分(この響きが懐かしい)をわたり、青山。相変わらずよくわからないドリンク剤produced by新潟支社の広告。
見たこと無いんだけども、これ本当に存在するのかい。高崎の「大清水」ほどメジャーたりえないか。
青山の配水場あたりを過ぎればひろく斜面の下が見える。かつてこのあたりで土砂崩れが起きたのでしたっけ。
それにしてもこの砂丘で出来た山の大きなことがこのあたりで実感できる。 どこが「前」やねんと誰もが一度はツッコミを入れる(とは限らないけど)の新潟大学前。青山以上にへばりついてる 感がありますな。まぁ、どちらもわりと最近になって出来た駅だから、無理やり駅を作ったのでしょうけども。
次の内野で新潟経由越後中里行きの列車と交換。いや、この時期は上越国境越えて水上まで行くのか。吉田発新潟・長岡・
越後湯沢・越後中里経由水上行き。
内野を出てすぐ新川の橋梁を渡る。ここはトラス橋なんだよなぁ、たしかここは大昔に流されたんだっけか? 越後赤塚。少し前まではここが新潟市の果てだったのだけども。日に1往復ここ発着の列車があるけども、西が丘あたりが ものすごく発達したら赤塚どまりとかになるのかしら。一応交換設備もあるのだし。 当時は赤塚の次の越後曽根が新潟最果ての駅その1。巻を飛ばして岩室が新潟市最果ての駅その2。巻町が合併して岩室までが 新潟市になりましたが。広いなぁ。かなり遠くまで来た気がしたのに、まだ新潟市内なんだからなぁ。 吉田で3分の停車。いよいよ越後南線へ。
寺泊。おお、一気に端折ったな。その前に大河津分水の河川敷ってすばらしい荒れっぷりですね。 あらためて寺泊。2回か3回来てるんだけども、気づかなかった越後交通の廃線跡。いまだに信号機が残って他のね。 かなりツタみたいなのが絡まってたけども。朝っぱらからのすたるじぃ。※越後交通は大河津駅でしたが もうこっから先はほとんど覚えとらんとです。どっかでやけに鬱蒼とした森の中をかけていきよったなぁという ことぐらいしか覚えとらんとです。 柏崎には1番線に到着、お出口は右側です。次の列車までしばらく時間があるので、改札出て待合室使ってとのこと。 柏崎08:49→青海川08:57(信越線 1330M 115系3連 N28編成)
柏崎の駅は何だか不思議。 とりあえず、この後乗る妙高6号の指定券発券。別に指定で出す必要も無いのだけども、まず間違いなく がら空きなので、確保しておく。
改札が始まる旨の放送があり、一旦NEWDAYSで朝食を買う。のちのち青海川でまったりと頂くつもり。
柏崎からは思いのほかの乗車。とはいえやっぱり立ち客がいないような状況ですが。ドア横の座席にとりあえず座る。
おりんのすぐだけども。 青海川駅
ちなみに、このとき青海川で下車したのは私だけ。乗車したのは誰一人としていず。一人っきりでございます。
打ち寄せる波の音と、国道8号線を走る車の音が時折きこえるだけ。非常に心地良い。これで雲が晴れていたら
なおさら良いのでしょうが。
そういえば、山陽線の須磨あたりもかなり海近いねぇ。塩屋のあたりで電車が海水かぶって動けなくなったって話きいた ことあるんですが本当かしら。
それならこのあたりの冬場なんて。
しかしまぁ、この集落はえらいとこに建ってんのね。
公開日2005年10月18日
|