新潟「鉄」あそび――会津編――

会津若松13:01→小出17:42(只見線 427D キハ40-579+キハ40-559)

会津若松に入線したキハ40 改札内に入りとりあえずベンチに腰かける。構内には野沢行きの気動車(キハ110系)と郡山行きの電車(455系) 会津鉄道の車両(AIZUマウントエクスプレスの元名鉄)が停車中。

しばらくすると構内放送が流れた。磐越西線の下り、喜多方新津方面と只見線、会津鉄道線は定刻どおりに発車する 旨の案内だった。

まず、会津鉄道の列車が七日町方向へ走り去っていった。しばらくすると只見線の小出行きの列車が4番入線。 とりあえず会津若松は定刻に出られそうだ。

入線してきた車両はキハ40。小出よりの方の車両はオールロング。ひたすら長いロングシート。真ん中あたり 将来的に扉でもつけるつもりか席はかけていたが。若松よりの車両はボックス席の配置あり。 それよりも、何が問題ってこいつ非冷房車でした。いやいや、そりゃいるわねと思ってましたが。扇風機の スイッチを入れて窓を開ける。

会津若松の駅を定刻に発車。只見線てしょっちゅう止まってるイメージがあっただけに今回の定刻発車は少し 意外でした。まぁ、そんなに飛ばせる車両じゃないですし。

列車は本当に何事もなかったかのように七日町、西若松と停車。西若松では会津鉄道の2列車と交換。11分の停車。 車内よりも車外のほうがはるかに涼しい。

西若松から少し行ったところで会津鉄道と離合し、盆地の中をトコトコと2両の列車が走って行く。しばらく こういう景色の中を走っていったところで会津坂下。5分の停車、列車の交換。

会津川口発の列車 このあたりからかなり、山の中。よくもまぁ、こんなところに線路を引いたもんで、そして人が住んだはるもんで。 会津宮下では20分の停車。おぉ、タブレット閉そく機。そうか、まだまだ現役だったわこのあたりでは。

ひたすら山の中をトコトコと2両の気動車が走って行く。かなり山奥のようで、緑の色は濃いというよりも少し黒に 近いように感じられてきた。所々にあらわれる水の流れはやはりここ数日の雨のせいだろうか、やはり茶色く にごっている。

会津川口でも長い停車。ここで会津若松行きの列車との交換がある。このホームの立地を考えると只見線てすごいところ を走っているのだなぁ、と改めて実感。

そういえば、このあたりで只見線は解体中の鉄橋と頭をぶつけたんだっけと思い外を眺めていると確かにその現場は ありました。さすがに鉄橋はもう外されていましたが、橋桁がまだ残ってて、ここだということはすぐにわかるのでした

ここから只見にかけての区間は非常に駅のホームが短い。短いどころか1両分しかありません。後ろの車のドア は開きません。あけたら落下です。ごくごくまれにこういう扱いやっちまうんでしょうけれども。 (いや、そんなんやったら日勤…)

曇ったガラス 只見でひさかたぶりに2両とも扉が開く。近々若松からSLの設定があるのでその準備みたいなのがされてました。 只見町SL歓迎ステージって何が催されるのか。

只見から先は長い長いトンネルが続く区間。トンネルの中が涼しいというのは本当なんだと実感するにはうってつけの 場所です、このあたりは。むしろ寒くて窓を閉めたくなるくらい。トンネル出たとたん窓ガラスが曇ったのには驚きましたわ。 一応写真とって見たんですけどもかなりわかりづらいですね。

スノーシェードの中にある臨時駅、田子倉に停まって大白川へ。長いトンネルと渓谷のなかをゆっくりゆっくりと進む。 大白川では434Dと交換。
のはずなんだけども、大白川から小出にかけては35km/hの速度制限が。結局のところ大白川を13分延で発車。

大白川を発って順調に遅延時間を伸ばして行く。

駅名 所定 実際 延着時間
柿ノ木 17:04 17:18 14分
入広瀬 17:10 17:26 16分
上条 17:15 17:33 18分
越後須原 17:21 17:43 22分
魚沼田中 17:27 17:51 24分
越後広瀬 17:32 17:57 25分
薮神 17:36 17:57 26分
小出 17:42 18:09 27分

いやいやまさかここまで時間がかかるもんだとは思っていなかったわ。

表組みしんどかったわ