なんとなく思いつきで九州行きを決め、気がつけば旅程を長くし、さらに途中であきらめたダメ人間の記録

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熊本11:37→大分14:24(1074D 九州横断特急4号 キハ185系3連)


熊本からは豊肥本線で阿蘇を行く。そのまんまな名前の「九州横断特急」で。とりあえず改札に入ってから昼食を調達。正確には駅弁ではないのですが、ニシコーの「鰻せいろ」を。蒸気で温められていて、注文するとそれをとり、袋に入れて渡してくれる。熱い状態のままです。乗場に行くと、なかなか列車が来ない。どうしたんかなぁと思ったところで構内放送で着線変更があることがわかった。遅れること約10分で列車は入線。どうやら鹿児島本線で人身事故があったよう。


〔写真〕熊本駅の駅名標とレンガの機関庫(たぶん)

15分の遅れで熊本を発つ。今日の九州横断特急は3両編成で客室乗務員以外にも車掌が乗務している。(普段は2両編成でワンマン運行)1号車3号車は九州横断特急レギュラーの運用に就く車両で、2号車には「ASO YUFU」のロゴの入った車両が連結されていた。列車は豊肥本線に入り、新水前寺、水前寺と続いて停車し、しばらくすると郊外にぬけてくる。武蔵塚そして肥後大津。ここまでが電化区間。ここから阿蘇へむけての山登りが始まる。エンジンは今までの区間とは比にならないほど唸りをあげて懸命に山を登っていく。


〔写真〕10分ほどの遅れで熊本駅に入線する九州横断特急4号

立野に着きいよいよスイッチバック。車内は客室乗務員によるスイッチバックの紹介放送がされている。バックで斜面を登りいったん停車。信号が切り替わるともとの方向へ進んでいく。この1週間でスイッチバックを3回も経験してるってどんなんだ、自分。
立野に続いて赤水に。自分のいた車両に乗っていた乗客がかなりの数降りていった。赤水を発つと次は阿蘇に停車をする。右手には阿蘇山が見えてきている。立野のときのように客室乗務員が阿蘇山についての放送をする。


〔写真〕立野駅の駅名標と阿蘇のやまなみ

阿蘇に停車。ディーゼル機関車が隣のホームにいた。何かの客車を引っ張ってきたようだ。(詳細は未確認)しかし、なぜに鮭をくわえた熊がいる。ここは九州だよな。阿蘇の次には宮地に停車。宮地まではSLが運行される区間で構内には転車台が設置されている。しかしこのSLは83歳。さすがに老朽化で部品の調達もままなら無い状況になったらしい。残念ながら今月の末で引退とのこと。


〔写真〕阿蘇駅の熊と、宮地の転車台

宮地から豊後竹田にかけての区間は豊肥本線でもっとも本数の少ない区間。列車に乗ってみるとなんとなくその訳がわかる。駅間は山の中を走り眼下に水田と少し遠くに街並みが見える。鉄路にたどり着くことそれ自体が難儀なようだ。
豊後竹田、緒方、三重町と停まり、熊本での15分の遅れを取り戻し、大分には定刻に到着した。



〔写真〕車窓風景と大分到着の九州横断特急4号


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最終更新日 2005/08/12